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鍵盤笛アンデス25Fのピッチコントロール、不安定な音程をどうするか

鍵盤笛アンデス25Fのピッチコントロール、不安定な音程をどうするか andes25F
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鈴木楽器製作所の鍵盤笛 andes25F(アンデス25F)は、他の鍵盤ハーモニカとは違い、鍵盤一つ一つに笛がついているパンフルートに鍵盤をつけたような楽器です。

NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」の音楽や、「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」などで聞けるサウンドはこの楽器!!鍵盤ハーモニカのように息を吹き込み、鍵盤を弾いて音を出します。鍵盤一つ一つに笛が付いています。リコーダーと違い、和音も出せます。

すでに私の演奏動画などでは何度も登場しているのですが、あまりにも独特すぎて何から書いていいのかわからず、ブログに取り上げていませんでした。
しかし、この楽器は一般的なイメージの「ほのぼの」とは裏腹に、のめり込めばのめり込むほど面白い楽器です。

アンデス25F 音程が安定しない問題

私の周りにもアンデス愛好家の方々は非常に多いのですが、初めてアンデスを弾いた方からよく聞く感想や悩みが「音程が外れる」という声です。

とくに鍵盤ハーモニカとアンサンブルで演奏される方も多く、他の楽器の音と合わせにくいとよく聞きます。
それが逆に味になっている、脱力感を醸し出しているという声もありますが、あえて外しにいくのと外れてしまうでは全然違うものなので、自分の思う通りに弾きたい気持ちは非常によくわかります。

私もこの音程の問題には非常に悩みました。
スポンジを入れる、いろんな場所の穴を塞いでみる、いろいろやってみたんですが、今となってはこの不安定な音程は自分の息の出し方によって変えながら演奏する方が面白いと思い始めました。

吹奏楽の経験がある方には、この問題はわりと身近な問題というか課題なのではないでしょうか。
そして、フリーリードの鍵盤ハーモニカもアンデスほどではなくとも、ブレスコントロールによって音程の変化はあるので、アンデスをお持ちの方はこのピッチコントロールを色々と試してほしいなと思います。

強い息で吹くと半音くらいはピッチが上がるアンデス

鈴木楽器で開催されたケンハモ演奏動画コンテストに、赤い鍵盤ハーモニカ隊で「チグハグ ケンハモSPアレンジver. 」という動画を応募しました。
鈴木楽器のケンハモ(メロディオン)を中心にアレンジした曲で、イントロメロディはアンデス25Fで演奏しています。

原曲キーでアレンジしたのですが、実はアンデスの音域より高いF♯4が鳴っています。
これは、F♯4を鳴らす時だけ強い息を吹いて演奏して出しています。
解説動画をYouTubeに公開したので、詳しいやり方は動画をご覧ください。

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F♯4を出す時以外は息を強く出さないようにコントロールするのがコツです。

鍵盤ハーモニカの演奏にも、クレッシェンドでフォルテへ向かう際に最初から大きな音で吹いておくと音量の差がわからないから小さい音で吹い始めるというコツと同じように、アンデスも最初から強い息で吹くと最初から半音上がった状態で鳴ってしまいます。
ここが「音程が合わない」という悩みを引き起こす原因ともなります。

ピッチに合わせた息の量を維持しながら演奏するのは大変な事ですが、演奏できる幅は確実に広がるのでぜひ練習してみてください。

追記 : 動画コンテストで「ケンハモな日で賞」をいただきました
本編もぜひご覧ください

チグハグ ケンハモSPアレンジver. 本編はfilmora(フィモーラ)で作成されています。

動画編集はもっとシンプルでいい filmora

ちなみに、チグハグのコード譜面はTHE SUPER FRUITのオフィシャルサイトで公開されています。

タンギングも変えてみる

私は吹奏楽を通ってきてないので、正直タンギングが苦手です。
特に鍵盤ハーモニカでは、エレクトーンのエクスプレッションペダルを操作するような気持ちで強弱をつける癖があり、タンギングが「フー」といったロングブレスを使うことが多々あります。

それと同じようにアンデスを吹くと、1つ1つの音が安定しないなと気づきました。
そこで小学校の時に習ったリコーダーのタンギング「トゥトゥトゥ」で演奏してみました。

比較動画をSDチャレンジのお題を使って作ってみました。

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比較すると曲のイメージがだいぶ変わると思います。
この他にも、母音・子音を変えながらいろんなタンギングで演奏すると、アンデス25Fは鳴り方がはっきりと変わってくるので非常に面白いです。

アンデスのカバーを外す、外さないで何が変わるか

当時の所持している鍵盤ハーモニカを全て使って演奏したいわゆる「ひとり大迷惑」の動画では、後半にアンデスのカバーを外しています。

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2:05くらいからカバーを外しにかかってます

なぜ途中でカバーを外したか、今更になって解説したいと思います。

前半のアンデスはフルートとピッコロのパートをメインで演奏しています。
後半のアンデスはシンセリードがループするパートでエコーをかけたアンデスの音が左右に動きながら鳴っています。

これは、前半は安定したピッチの楽器パートを演奏し、後半はちょっと外したアタック音を感じるシンセリードの音を演奏するため、カバーを外して強い息で手のひらを剃り返した状態で叩くように演奏しました。

カバーを外すと微妙な差ではありますが音程の不安定さがより増すようになるので、スライドホイッスルのように音程を上下させたり、アンデスならではの奏法を楽しむ際には効果的です。

しかし、注意しなければならないのは、鍵盤バルブが剥き出しになるのでアルミパーツが何かの拍子に破損したり曲がったりしやすくなります。
保管時にはカバーを付けておくのがおすすめです。

大ヒット曲「大迷惑」、坂上二郎と共演のシングル「デーゲーム」の話題もさることながらこのアルバムでユニコーンの他のバンドと隔絶した孤高の道が始まる。アルバム発売日の翌月7月10日武道館コンサートの会場にジャケットのモデルとなった「服部さん」が招待され、会場に歓迎の拍手が鳴った。全14曲収録。’89年作品

内部の水分によってもピッチが変わる

実は以前に、アンデスの音程が突然高く鳴るようになってしまいました。
原因は唾抜きが上手くできておらず、内部の水分によってピッチが狂ってしまったようです。

この事をきっかけに作成した動画がホットバターのポップコーンです。

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一番最初のアンデスの音は、実はわざとアンデスの内部に水を入れて鳴らしました。
良い子はマネしないでください案件なのでYouTubeの概要欄にも書いていません。

この動画はまだ動画作成しはじめた頃に作ったもので、iMovieで無理矢理4分割して作成した動画です。

音色イメージは自分で変えられるアンデス25Fの魅力

これまでの動画のおさらいみたいになってしまったのですが、私のアンデスの使い方はシンセサウンドに寄せたアレンジが好みです。
代表曲の「ピタゴラスイッチ」のような脱力感のあるサウンドも好きですが、相反してソリッドな音として捉えている部分もあり、この音を強調していきたいな思っています。

まだまだ世の中に出てきていないアンデスの魅力を、ぜひ探して表現してみてください。

NHK教育テレビ「ピタゴラスイッチ」の音楽や、「やる気のないダース・ベイダーのテーマ」などで聞けるサウンドはこの楽器!!鍵盤ハーモニカのように息を吹き込み、鍵盤を弾いて音を出します。鍵盤一つ一つに笛が付いています。リコーダーと違い、和音も出せます。