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SUZUKI PRO-37V3 メロディオン 上位モデル鍵盤ハーモニカの特徴・構造と音の鳴り方

ケンハモ動画コンテスト入賞賞品 PRO-37V3 高級メロディオン Melodion
この記事は約10分で読めます。

ケンハモ演奏動画コンテストの賞品 PRO-37V3

鈴木楽器で開催されたケンハモ演奏動画コンテストに、赤い鍵盤ハーモニカ隊で応募した「チグハグ ケンハモSPアレンジver. 」が「ケンハモな日で賞」をいただきました。

静岡新聞にも入賞作品が掲載されたようです

入賞作品には賞品が贈られるとのことで、この度鈴木楽器から上位モデルの鍵盤ハーモニカ メロディオン PRO-37V3をいただきました。

YouTube player
プロモデルの鍵盤ハーモニカ PRO-37v2 の音色をそのままにリニューアル。スムーズな発音で木管楽器のようなソフトな音から、金管楽器のような力強い音まで演奏できます。

鈴木楽器関係者の皆様、動画をご覧いただいた皆様、ありがとうございます。
賞をいただいたチグハグ ケンハモSPアレンジver.はインスタグラムリール動画でご覧いただけます。

Pro-37V3を実際に弾いてみました

赤い鍵盤ハーモニカ隊のメンバーと開封した際には音は出していないのですが、SDチャレンジのお題で試し弾きをしてみました。

ちょうどNo.45の俺の6秒フレーズ 永吉俊雄さんからピアノでの出題だったので、お手本動画同様に両手弾きで演奏してみました。
次のNo.46はチャーリー・パーカーのConfirmationで使えるフレーズということで片手弾きで。

楽譜と参考演奏はこちら

音が大きい ステージ向きの鳴り方

最初の音を出して一番に思ったのが音量がすごい。

今持っている鍵盤ハーモニカの中では一番大きい音が出る感覚です。
「赤は正直ウルサイ」のレビューがキッカケで購入した大人のピアニカ P-37ERDよりも音量が出ている気がします。

どちらも鳴り方がそれぞれ違うので、場所によって音がどう伝わるのか試してみたいですね。

室内で演奏すると調整に慣れるまでビビリ音がするくらいに大きいです。
ステージ向きに作られた鍵盤ハーモニカなんだなと感じました。

打鍵音・離鍵音はPRO-44Hより目立つ

最初に手にした鈴木楽器の鍵盤ハーモニカがPRO-44Hだったため、どうしてもこの機種と比較してしまうんですが、鍵盤のタッチ音はPRO-44Hよりも出てきます。

ハモンドよりピックアップ内蔵のエレアコ鍵盤ハーモニカ、PRO-44Hがパワーアップして登場!よりクリアなサウンドを実現し、バンド演奏でも存在感を発揮します。繊細な表現にも適した1台です。

PRO-44Hが鍵盤の押し込みが浅い仕様になっているので、他の鍵盤ハーモニカの機種と比べてもタッチ音が目立たない仕様になっているのだと思います。
しかし鍵盤の押し込みの距離がある分、ベンドをかけたり鍵盤の押し込み具合で微妙なニュアンスを出したりはPRO-37V3の方がやりやすいなといった印象です。

Pro-37V3 楽器の特徴

37鍵 リン青銅テーパーリード

アルト音域(F-F3)の37鍵盤です。

SUZUKI PRO-37 V3 メロディオン 鍵盤ハーモニカ

中に入っているリードはリン青銅テーパーリード。
先が細くなっている形のリードです。

同じく37鍵の、ヤマハ 大人のピアニカ P-37ERDのリードと比べると形状が全く違うことがよくわかります。

上がYAMAHA ピアニカP37ERD、下がSUZUKI メロディオンPRO-37V3
上がYAMAHA ピアニカP37ERD、下がSUZUKI メロディオンPRO-37V3
Pro-37V3のリードプレート
Pro-37V3のリードプレート
上がYAMAHA ピアニカP37ERD、下がSUZUKI メロディオンPRO-37V3

同じ鈴木楽器製作所のHAMMOND PRO-44Hv2の商品説明ページには、リン青銅リードと記載されていますが、私が所有している初期のPRO-44Hはテーパーリードです。

HAMMOND PRO-44H リードプレート
PRO-44H リードプレート

現在はリードの形が変わっているのでしょうか?
ご存知でしたら教えてください。

ハモンドよりピックアップ内蔵のエレアコ鍵盤ハーモニカ、PRO-44Hがパワーアップして登場!よりクリアなサウンドを実現し、バンド演奏でも存在感を発揮します。繊細な表現にも適した1台です。

卓上に置くと傾斜がついている

卓上に置いてみると本体が少し鍵盤側に下がるように傾いています。

ストラップピン

ストラップピンも最初からついていますが、ここもPRO-44Hとは違う形状で付いている位置も違います。

ピンの形状は平たいPRO-44Hに比べて、PRO37-V3はすり鉢型になっています。

スズキ メロディオン ストラップピン比較

以前、RyoさんのPRO-37V3 SRをお預かりした際、「ストラップが付けにくくて外れやすいのでワンタッチ式のストラップロックピンに付け替えた」と伺っており、すでに別のストラップピンに変わっていました。

RyoさんのPRO-37V3 SR

PRO-44Hはストラップの着脱や固定にそんなに困っていなかったのですが、PRO37-V3にストラップを取り付けてみると確かにストラップのホールに入りにくく、斜面があるので抜けやすいなと思いました。
これは私も追々にストラップピンは取り替えるかもしれません。

また、PRO-44HとPRO37-V3はストラップピンの付いている場所が違います。

スズキ メロディオン ストラップピン比較

PRO-44Hは上下ともに白鍵側にピンが付いていますが、PRO37-V3は上は黒鍵側で下は白鍵側に付いています。

ストラップを装着して構えると、PRO-44Hはギターのように斜めのポジションになるのに対して、PRO37-V3はやや垂直に近いポジションになります。

PRO-44H
PRO37-V3

私はギター風ポジションの方が好きなのでなるべく斜めに傾けているのですが、気を抜くと真っ直ぐになります。
立奏両手弾きで垂直に構えた方はPRO37-V3の方がしっくりくるかもしれません。

完全に垂直に持ちたい場合は、サックスのようにネックストラップが取り付けられるリングマウントオプション付きも販売されています。

本体カバーに加工を行い、ネックストラップ用のリングを取り付けたモデルです。リングにネックストラップを取り付け、サックスのように首から掛けて両手弾き演奏することができます。ネックストラップは付属しておりません。別途管楽器用ストラップをお求めください。

ツバ抜きがネジでキャップするタイプ

そして、開封動画でピアニカ子さんが驚いていた唾抜きの形状がネジでキャップするタイプ。

外しても下のストラップピンに紐で括り付けてあるので本体から離れることはありません。

私は1曲毎にツバ抜きをするのが癖になっているので、他のメロディオンのツバ抜き形状の方が片手で短時間で済ませれるので好きです。
ただし、ツバ抜きもパッキン部分がへたってくると機密性が弱くなるので、このキャップタイプであればそのデメリットを解消することができます。

構造をいろいろ見ても、やはり音を出した時に感じたステージ用として作ってあるなという感じがします。
重量もあって、どこをとっても子ども向けには作られていない潔さを感じます。

弾き方の癖で気になる点はいろいろあるのですが、カスタムしながら長いお付き合いをしたいなと思っています。

プロモデルの鍵盤ハーモニカ PRO-37v2 の音色をそのままにリニューアル。スムーズな発音で木管楽器のようなソフトな音から、金管楽器のような力強い音まで演奏できます。
この記事を書いた人
Kayoko

広島の鍵盤ハーモニカおたくです。
YouTubeでは鍵盤ハーモニカを立奏両手弾きしたり多重録音したりリモートセッションしたりしています。
鍵盤ハーモニカデュオ「ピアニカ子とメロディカ子」のメロディカ子としてライブをしたり動画をアップしたりしています。

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