鈴木楽器製作所の鍵盤笛 andes25F(アンデス25F)のオリジナル楽曲「Herring Roe On Kelp」をYouTubeに公開しました。
使用機種 andes 25F
タイトルの日本語名は「こもち昆布」
広島の方はピンとくる方もいらっしゃると思いますが、電子音楽の先駆者 Jean-Jacques Perrey(ジャン=ジャック・ペリー)のMoog Sensationsという曲を使用した、広島の佃煮会社ヒロツクのローカルCMにバリバリに影響を受けた曲です。
このCMのおかげで、この音楽どころかMoogが作り出す水中っぽい音を聞くと、なぜか「ヒロツクの~こもち昆布~」というサウンドロゴが脳内再生されてしまう不思議CMです。
実際には全く違うテンポとメロディで、寧ろHot ButterのPopcornの方が似てるんじゃないかとも感じるんですが、Logicで遊んでたら「なんかヒロツクっぽい」で出来上がってしまったので、曲名が「Herring Roe On Kelp」になりました。
映像にもヒロツク要素を色々と入れています。
ちなみに、イメージ画像はデザインツールMiriCanvas(ミリキャンバス)に搭載されているAIツールが生成したイラストです。
とはいっても、なかなか完全には生成できなかったのでPhotshop(フォトショップ)で修正も加えています。
「いっけなーい!遅刻遅刻!」と言いながら子持ち昆布を口にくわえて走る少女を生成したかったんですが、昆布どころかパンすらなかなか口に入れてくれなかったので自分で突っ込みました。
ちなみにヒロツクのこもち昆布は、アイキャッチ採用したメデタイ系のサンドイッチタイプではなく、細切り昆布にタラコがまぶされた、ご飯のお供にめちゃくちゃ合う佃煮惣菜です。
ボツにしたAI生成画像も、なかなか面白かったんで残しておきます。
意地でもパンを口に入れてくれない。
YouTubeのアイキャッチ画像は横長なんですが、ミリキャンバスのAI生成は現在スクエアでしか生成されなかったので、右半分の背景はPhotshopの生成塗りつぶし機能を使いました。
AIにAIを重ねる二次下請け的な作業をさせました。
動画の一番最後には、この女の子をベースに人魚のイラストも生成しています。
これもなかなかに苦労しました。
まずミリキャンバスのAIが人魚を把握していないのか、脚が何度も残ってしまい、こちらもPhotshopで自分で手直しして仕上げました。
イラストは動画の最後に表示されるので、よかったらどんな感じになったかご覧ください。
実は最初、「人魚」だけで生成してみたらゴッツイ漁師のイラストができちゃったんですよね。
もうちょっとプロンプトを使いこなせるようになったらイメージ通りの画像生成ができるのかもしれません。
動画の途中で出てくるドット絵の人魚は、イラストAC あんきもさんの素材です。
しかしAI画像生成ってすごいな。
ご興味あればミリキャンバス、インストール不要のWEBサービスなので使ってみてください。
AIツール以外にも、アイキャッチ制作の他、いろんな画像編集などが簡単にできるグラフィックツールです。
ちなみに、まだiMovieで動画編集を行なっていた頃にHot ButterのPopcornもアンデスで演奏しています。