Pianica

大人のピアニカ P-37ERD ストラップピン、鍵盤、演奏用パイプのカスタマイズ

大人のピアニカ赤

今年の1月に、YAMAHA 大人のピアニカ 37鍵 レッド(P-37ERD)を購入しました。

先行発売されていた茶色と黒のピアニカに、このたび赤色のモデルが加わりました。ビビッドなボディカラーにふさわしく、黒と茶色のピアニカと比べると音色も明瞭で、ライブパフォーマンス時でも遠くまで音がよく通ります。ステージ上でもパッと明るく映えること間違いありません。

以前に販売されていた同機種のブラウンとブラックについては、ヤマハの体験会で触った感想として、個人的に音が弱いなと感じて購入に至らなかったのですが、P-37Eを3色購入された方から「赤は正直ウルサイ」という感想を伺い、「よし、買おう」と決断しました。

実は多重録音の1人大迷惑をやった際に、オーボエパートの音が作りたくて、32鍵の水色ピアニカ P-32Eを購入。

ひときわ澄んだ音色と美しい集合音で、音量も豊かです。音域も広く、低~高学年まで多様に活用できます。子どもたちの使い勝手を追求した新しいデザインで、さわやかなブルーのカラーを採用したモデルです。

自分の所持品の中でピアニカの比較対象はこれしかないのですが、P-32E(水色)に比べてP-37E(赤)は1音1音がハッキリと聞こえて、重音になると差が出てくる印象でした。
私は一度に鳴らす音数が少ない弾き方をしているので、P-37E(赤)の重音は好みなのですが、両手で一気にたくさんの音数の重音を鳴らすと、音がハッキリ聞こえすぎてウルサイといった印象になるのかなと感じました。
音が立つか音が干渉するか、この辺りの好みは演奏したいスタイルや曲調などによって異なると思います。

P-37E(茶・黒)との詳しい比較は出来ていないのですが、P-37E(赤)は明らかに音が弱いとは思えません。
その理由が内側に貼られている吸音スポンジの違いのようです。

P-37ERD 吸音スポンジ

P-37E(赤)は写真の通り、高音側へ一部だけ吸音材が貼られていますが、P-37E(茶・黒)はこれが全音域に貼られているようです。
実物が手元にないのでP-37E(赤)の画像のみで申し訳ないですが。

そして、P-32E(水色)を触ったときに気になっていた鍵盤の硬さについても、P-37E(赤)でも同様の感触がありました。
ピアニカはメロディオンに比べて少し鍵盤が硬くて打鍵音が気になります。
メロディオン用の鍵盤バネに交換もしてみたのですが、感触に変化がなかったので、このあたりも別の方法を試してみようと思います。

ストラップピンの取り付け

P-37Eシリーズは背面にストラップホールがあります。

P37Eクリアファイル
大人のピアニカP37E クリアファイルにデザインされた本体の外観

P-37Eは商品名の通り、大人やプロが使用することを想定して作られた鍵盤数の多い機体で、立奏両手弾きも想定され、首からぶら下げられるようにストラップホールが設置されているようです。

P-37ERDを購入した際にYAMAHAロゴが付いた純正ストラップが付属していたので装着し使ってみました。

このストラップを首に掛けて本体は垂直で構えるスタイルになります。

私がよく演奏している機種はHAMMOND PRO-44Hという44鍵の上下にストラップピンがついたモデルです。

打鍵音を低減した明瞭なリードサウンドを全帯域にわたって均等に収音し、外部マイクでは得られないクリアなリードサウンドを実現。イラコイザーやエフェクターに接続することでサウンドメイクも自由自在。大音量の楽器がひしめくエレクトリック・バンドでもはっきりと主張できます。

この機種はストラップを装着すると、ギターなどのように斜めに構えたスタイルになります。
私はストラップの長さを短くして本体を体にぴったりとくっつけて斜めに構えるスタイルが好きなので、この垂直のスタイルは弾きにくいなと思い、P-37ERDもPRO-44Hのようにストラップピンを付けて同じスタイルで演奏しようと思い、カスタマイズを決行しました。

PRO-44Hと同じようにストラップピンを付けるには、P-37ERDの本体に穴を開ける必要があります。
今回は、思いつきでやってしまったこともあり、PRO-44Hに付いていたストラップピンを外してP-37ERDにつけることにしました。

このあたりに、全面カバーのネジ穴に干渉しないように穴を開けます。
同様に下部にも穴を開けます。

サイズはPRO-44Hを見本に、3.0mmのストレートドリルで穴を開けました。

穴が開いたら、PRO-44Hに付いていたストラップピン、止ネジ、バネ座金のパーツをそのまま取り付けました。

このあと、ネジの緩みに不安があったので、内側に止ネジを覆うように粘着テープを付けてみたのですが、気分の問題であんまり効果はないかもしれません。
止ネジが小さなパーツなので紛失しにくくはなるかもしれません。
しっかりネジ止めをしておけば止まる理屈なので度々緩みをチェックしながら使おうと思います。

そしてここで問題が。
唄口の本体接続部分を回すと、上部のストラップピンにパイプクリップが引っかかります。
もう慣れましたが地味にイラつきます。
今回はポジションが同じになるようにPRO-44と同じ位置にストラップピンを取り付けましたが、メロディオンPRO-37v3はストラップピンが逆側に付いているので、こちらを参考にするとこの問題は解決するかもしれません。

初代PRO-37の誕生から約20年。鍵盤ハーモニカ・プロモデルの先駆けとして不動の人気を誇るPRO-37v2が音色はそのままに、多様化する演奏シーンに応えリニューアルしました。

そしてストラップピンを取られてしまったPRO-44Hなんですが、鈴木楽器に問い合わせしたところ、パーツのみ取り寄せが可能でしたので、新しく購入しました。
問い合わせ時の価格は以下の通りです。

  • PRO-44H/44HP共通ストラップピン 定価:500円(税別)
  • PRO-44H/HP共通ストラップピン止ネジ 定価:10円(税別)
  • ストラップピン用バネ座金 定価:8円(税別)

全て単品1つの価格ですので、上下で購入する場合は2点分となります。
パーツの価格は機種や時期によっても変動があるかもしれないので、必要な方はメーカーへご確認ください。

打鍵音と鍵盤の硬さの軽減

これについては解決したとは言えず、未だ実験中ですが記録しておこうと思います。

上記にも記載した通り、メロディオンの鍵盤バネとピアニカの鍵盤バネを交換してみましたが、あまり変化を感じなかったので、別の箇所に問題があると思いました。
メロディオンの鍵盤とピアニカの鍵盤で明らかに違いがわかる場所は、鍵盤のバネ側部分に布が挟まっているかいないかがあります。
以前、PRO-44Hの内部パーツが外れてしまった時に記事を書いたのですが、メロディオンの鍵盤は赤い別珍素材の布で繋がっています。

ということは、鍵盤の連なる部分を同じ布で覆えば軽減されるのではと思い、鍵盤の長さがカバーできそうな大きさで余っていた不織布を入れて実験してみました。

余っていた不織布がピンクだったため、わかりやすくP-32E(水色)の写真です。

今はこの位置で落ち着いているのですが、布を嵌め込むのが意外と難しく写真を撮っていません。
布が見えている部分から、鍵盤バネを覆うように装着しています。
布が見えないように鍵盤バネだけを覆った場合も試してみたのですが、あまり変化がありませんでした。
今のところこの状態が個人的にはベストです。

ただ、別件で鍵盤ハーモニカの構造に詳しい方から聞いたお話では、あのメロディオンの鍵盤についている布テープは鈴木楽器サービスセンターで注文できるそうです。
もしかしたらテープを取り寄せてピアニカに貼り付ければ問題解決するのではと、このブログを書きながら思いついたのですが、その詳しい方は「布テープは面倒なので外して使っています」と仰っていたので、ちょっと自信をなくしています。

演奏用パイプを半分の長さに

大人のピアニカには専用演奏用パイプが付属しています。

大人のピアニカ付属の演奏用パイプです。色は大人のピアニカにふさわしい黒一色に統一されています。吹き口は形状を見直し、長時間演奏しても疲れない仕様となっています。

このロングホースの唄口は、立奏両手弾きする際に長過ぎると思っているので、半分に切ったハーフサイズを使っています。

メロディオンのホースは途中で切ってもジョイント部分に嵌るのでお手軽に長さ調整が出来るのですが、ピアニカのホースはジョイントにそのままでは嵌らないので自己癒着テープを巻いてハーフサイズを作りました。

新しくなったピアニカの演奏用パイプにはパイプクリップが付いているのですが、短くするとあまり意味がなくなってしまいました。
ハーフにされる方はお気をつけくださいと書きたいところですが、このハーフサイズホースはもう何年も使っていて私はとても気に入っているんですが、他で見たことがなく需要があまりなさそうです。

どうせなら真っ赤な鍵盤ハーモニカにしたい

この赤いピアニカで真っ先に演奏したのが、ツイママ広島音楽部poco a pocoにお誘いいただき、ピアニカ動画フェス賞を受賞した「ぼよよん行進曲」のリモートアンサンブルです。

赤いピアニカと広島にちなんで、広島東洋カープ一色の楽しい動画です。

そんな中で思いついたのが、「黒鍵も赤にして真っ赤なピアニカを作りたい」ということで、次回の記事では黒鍵塗装カスタマイズについて記録する予定です。

おすすめ